工作室 288 縦型ペンケース16cm版

前々回の失敗作を分解して16cmファスナーを取り出しました。これを使って、前回の20cmファスナー用縦型ペンケースを16cmファスナー用に寸法を変えて作りました。

参考にした動画は前回同様、これです。

立つスライドペンケースの作り方 | DIY [簡単]ファスナー付ポーチ[sewingtimes]

設計

16cmファスナーに合わせて寸法を調整しました。底用の布のサイズは現物あわせで調整したものです。

左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。

製作

これが失敗作から取り出した16cmファスナーです。片側の端が少し切れています。

表布はこれです。又姪の為に作るので、かわいい生地を使います。

内布は赤のストライプにします。

底布は、ファスナーの縫付け方に寄ってサイズが微妙に違ってしまう気がしたので、大きめの100mm角にしました。頭巾用とタグ用の布は端材を使ったので、適当です。

ファスナーを縫付けます。表布とファスナーを中表に重ねて、しつけ縫いをして仮止めします。

その上に内布を重ねて、縫い代5mmで縫います。

表に返して、端を縫い代2mmで押さえ縫いをしました。

もう片方も同様にします。

ファスナーの取り付けが出来ました。

ここで、幅をはかってみたら、136mmでした。

これに合わせて底の寸法を算出すると、68mmとなります。縫い代20mmを足して88mmのしました。

タグを仮止めしました。(位置が浅すぎて後で後悔・・・)

そこを縫い込みます。

ぐるっと縫いました。

底の内布も同じサイズです。目印の補助線を描いています。

縫い始めは楽ですが、

ぐるっと三方を縫うのはかなりきついものでした。

縫っていない一方を返し口にして表に返すので、角をカットします。

返したら、返し口に厚い生地が固まっていて、綴じるのが面倒そうです。

そこで、余分な部分をカットしたら、すっきりしました。

この返し口をコの字まつり縫いで綴じました。

表に返したら、旨くできた・・・、そうでもない。

なんとタグが糸二本ぐらいでぷらぷらしています。仮止めした位置が浅すぎたので、しっかりと縫えなかったのでした。

そこで、一旦取り外して、再度たたみ方を変えて縫い直すことにしました。

うまくできました。

次に、頭巾をかぶせて、頭の切れ端を隠します。

筒状になった胴体の両側を内側に折りたたんで底の幅に合わせました。

縫付ける部分が、あまりにもぼさぼさなのできれいにカットしておきました。

頭巾の布を中表に重ねて、縫い代5mmで縫いました。

裏側に返して、両脇を折りたたみ、

頭巾の端を5mm折りたたんで、

このように、折りたたんで本体の端をくるみ、

まつり縫いで綴じました。

縫い目も見えず、思ったよりもうまくできたので、こちらを表にするべきだったと思いました。

完成

これで完成です。

やはり、20cmファスナーよりも16cmファスナーの方がボールペンなどにはぴったりだと思います。

ファスナーを空けると中のストライプがきれいに見えます。

20cmファスナー用と並べてみました。

大きさの違いがよくわかりますね。

2021年11月28日 記

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