工作室 241 小型ペンケース
30年ほど使っていた米国製のペンケースがボロボロになったので数年前に買い替えたのが、これです。LILIT LAB.というところの製品で通販で購入しました。
中身はこんな風になっていて、たっぷり入ります。
でも、普段よく使うのはこれだけ。
・SARASA GRAND(インク黒の0.5mm) ・SARASA dry (インクは青の0.5mm) ・SARASA clip (インクは赤の1.0mm) ・PLUX WHIPER 5MM (字消しです。)もっと小さいペンケースがあるといいなと思っていたら……
こんな動画を見つけました。これならぴったりだと思い、さっそく作ることにしました。
ところが、18cmのファスナーが見つかりませんでした。
そこで、買い置きの中にあった16cmのファスナーを使うことにしました。収納するペンの長さは、一番長いSARASA GRANDで142mmですから問題なさそうです。
ということで、書いた寸法図がこれです。
クリックするとPDFが表示されます。
このように台形になっています。下底が上底よりも20mm長くなっています。この20mmをマチとして使うと、シルエットが長方形になるというしかけです。
表布を準備しました。大きさは210mmx160mmです。
裏面に接着芯を貼りました。
そこに改めてカット線を描き入れて……
台形にカットしました。
裏地も同じ大きさにカットしました。
ファスナーの両端を、今回はこのように折りました。ファスナーを使うのはこれで三回目になりますが、この折り方は初めてです。
これを表地の上に中表に重ねて……
さらにその上に裏地を重ねます。裏地にはあらかじめ縫い線を描いておきました。
縫いました。
もう片方も同様に縫いました。
これを開いて……
ファスナーの両端をおさえ縫いしました。
次に、表地、裏地それぞれを重ねます。縫い線を描き入れてあります。
その上を縫いました。
矢印部分は返し口になるので縫っていません。
コーナーをカットしました。
ここまでは前回の裏地付きファスナーポーチの作り方と同じですが、この先が違います。
角をこのようにして、幅が20mmの長さになるところをきちっと計って縫いました。
裏地も同様にしました。
ここでできた四隅の三角形部分をカットしました。
返し口から表に返します。
返し口は袋の底になるのですが、今回はきちんとコの字まつり縫いで綴じました。
裏地の袋を表地の中に押し込んで作業完了です。
完成
完成しました。
このように、下にマチを作っても台形になりませんでした。
これまでの物と並べるといかに小さいかがよくわかります。
予定通り、これらのものを収納してみると、まだ少し余裕がある位でした。
毎月数冊の漢字パズル雑誌を解いてはプレゼント応募していますが、先日初めて当選しました。これからもひたすら解き続けます。
当初は2Bの鉛筆で描いていたのですが、見えにくいので黒のボールペンにしました。青や赤もアクセントとして使います。SARASAのジェルインクは軽く書いてもしっかり書けるのでお気に入りです。
2020年11月22日 記