70代の食生活
サラリーマン生活をしていたころと比べると、食生活はまったく変わりました。どちらかというと、子供の頃の食生活に戻ったようなものです。
東北の農家で育ったので、食べるものはほとんど自給自足でした。
主食の米は精米して白米で食べていましたが、子供の頃は麦も作っていたので、ほぼ麦飯でした。なぜか今は玄米を食べています。白米に麦を混ぜるのと同じようなビタミン補給です。
味噌や、梅干し、漬け物は専用の味噌小屋で発酵させていました。その味噌小屋は何度も地震で被災し、とうとう建て替えました。子供の頃の壁土を作る時の場面が蘇ります。屋敷内の適当な土に刻んだわらを混ぜると、わらの中の納豆菌で粘りが出てくるのです。
納豆も一時期自作でしたが、隣町からバイクで売りに来るので、ほとんど買っていました。納豆大好きで、家族全員分の納豆担当で、納豆太郎と呼ばれていました。
冬に作る凍み豆腐(高野豆腐)は指先が冷たくて毎年辛い作業でした。
食にまつわる思い出はたくさんあって書ききれません。
ここでは、ここ数年の間、食べているもの、食べていないものを紹介することにします。
70代独身年金生活者の手抜き料理中心の食生活です。
朝食兼昼食
一日二食です。朝食と昼食は兼用です。
オートミール粥 | オートミール適量、黄粉適量、粉末出汁適量、梅干し一個、粉末ゼラチン適量 |
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ドリップコーヒー | インスタントコーヒーよりも手間がかかりますが、その分旨いので一日に一杯か二杯飲みます。 |
おやつ
ナッツ類 | くるみ、ピスタチオ、カシューナッツ |
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粒あん | 北海道産小豆250グラムを三合の水加減で炊飯。さらにてんさい糖と黒糖を合わせて50グラムを加えて二度目の炊飯。最後に塩を適量。 |
かぼちゃ | 適当に切った南瓜を炊飯器で炊くだけ。南瓜の状況に合わせて水分を適量加える。 南瓜の種を出荷していた農家で育ったので、南瓜はほとんど牛の餌で、旨いところだけ人間が食べてました。 |
薩摩芋 | 適当な大きさに切って炊飯器で炊くだけ。 子供の頃、苗床の温度管理をしたり、嵐の夜は起きて薩摩芋畑に出かけて風で飛ばされないように世話をしてました。 |
黒豆 | なんどか自分で煮豆に挑戦しましたが、うまくできなくて諦めました。買った物に黄粉を掛けて食べます。 |
チョコレート | 明治チョコレート効果 カカオ86% | せんべい | 亀田製菓以外のもの |
飴 | 漢字パズルを解くのが日課です。脳が疲れたら、UHA味覚糖の塩の花で脳の栄養補給をします。 |
日本茶 | 掛川茶など、特にこだわりは無し |
紅茶 | 日東紅茶 |
ルイボスティー | スウィートオレンジなど、こだわり無し | すいか | 子供の頃は、屋敷内の畑から採って井戸に吊して冷やし、午後に一人一個ずつ食べました。 今は小分けにカット下物を買って食べます。 |
パイナップル | 台湾産のみ。一度食べたらやみつきになりました。 芯まで食べられて、いやなえぐみがありません。 |
夕食
玄米ご飯 | 玄米二合をステンレスボウルに入れて三回軽くすすいでほこりなどを落とす。 炊飯器の釜に移して水を玄米二合のメモリまで注ぐ。 にがりを適量注いで、一時間40分炊飯する。 これを三食分(三日分)に分けて食べる。 |
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二八蕎麦 | 玄米を炊く時間が無い時に食べます。 |
豚肉生姜焼き | 週に二回作るほどの大好物です。油を引いた鉄製フライパンに下ごしらえをした豚肉を入れて炒め、生姜を加え、醤油で味付けをするだけ。 生生姜には手こずったので今ではチューブ入りを使用。 | カレーライス | どうしても多く作ってしまうので困る。 冷蔵庫の玄米ご飯を鍋で温めてカレー粉で炒めると簡単にできる。 |
煮物 | 人参、じゃが芋、キャベツ、油揚げなど適当に煮込むだけ。 |
煮つけ | キャベツとさつま揚げをめんつゆで煮込むだけ。 |
スクランブルエッグ | 茶色のちょっと高めの玉子三個を鉄製フライパンでバターでぐるぐるかき混ぜるだけ。 |
みそ汁 | 仙台味噌適量、粉末出汁適量、日本各地のカット和布・海苔 |
惣菜 | スーパーマーケットで購入 |
納豆 | ちょっと高級品。りんご酢をかけます。 |
調味料 | イチビキ国産醤油、伯方の塩、ヤマキそばつゆ、シマヤ出汁の素 |
食べないもの
むしろ、こちらが重要かもしれません。
外食 | 旅行で自宅を離れたとき以外は食べません。 |
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パン | 菓子パン、食パン、ハンバーガー等 |
砂糖・塩 | 精製された上白糖、食塩 |
洋菓子 | 和菓子は食べます。 |
牛肉 | 牛と一緒に育ち、牛の世話をしていたので、自分からは食べません。会食では食べます。 |
白米 | 外食では仕方なく食べます。 |
牛乳 | どうも苦手なのです。 |
バナナ | 後味が苦手です。 |
2025年7月6日 記