メインPCのマザーボード交換
はじめに
2007年10月15日夜、突然画面が真っ暗に!そして再起動不能。BIOSさえ起動しない状態になってしまいました。一応BIOSを探そうとしているメッセージは表示されるので、CPUやメモリの故障ではなく、BIOSが消えてしまったようです。残念ながらこのマザーボードはDual BIOSではありません。HDDを取り出して他のPCで見たら、中身は大丈夫でした。そこでマザーボード交換となった訳です。
旧構成 | 新構成 | ||||
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CPU | Intel Pentium4 3.0GHz | Soket478 (FSB800) | そのまま継続使用 | ||
VGA | ATI Radeon 9800pro 128MB | AGP | そのまま継続使用 | ||
RAM | 1GB (256MB x 4) | DDR400 (PC3200) | 1GB x 1 | DDR333(PC2700) | \5,770 |
M/B | GIGABYTE GA-8I | ATX | ASUS P4V8X-MX | mixroATX | \5,970 |
マザーボードだけの交換で済まそうと思ったのですが、Soket478,AGP,DDR4枚となると3万円以上かかります。そこで、フォームファクタを安価なmicroATXとし、メモリは買うことにして、全部で11,740円で済みました。ケースはフルタワーなのに中身はmicroATXというものができました。
製作記
1.
いつものように、廊下に運んで作業開始です。
このケースは10年前のAOpen製フルタワーで、自作を始めて3台目のものです。
数年前に電源ユニットを交換してます。
マザーボード交換は3回目ですが、ケース自体は作りがしっかりしていて、まったく問題ありません。
フロント・ベイには当時使っていたSCSI接続のZIPドライブとかMOドライブが残ってます。
現在のケースとの違いはフロントにUSBポートが無い事ですが、写真のように、5インチベイに4ポートのものを追加してますから、実用上問題ありません。というか、普通は2ポートくらいしか付いて無いので、この方がより実用的です。
2.
作業をしやすくするために、横に寝かせます。
まずは、作業のじゃまになるので、HDDを取り付けユニットごと取り外します。じゃまになるというよりも、不安定な作業台なので、安全のためということになります。
3.
マザーボードに接続してあるケーブル類を全部引き抜きます。
4.
マザーボードを取り外せるように、これらの拡張ボード類を取り外します。
5.
すると、このようにマザーボードが出てきました。
6.
CPUとCPUクーラーの接触面に塗ってあったシリコン・グリスはこのように、一旦綺麗にぬぐってしまいます。
7.
新しいマザーボードにCPUを取り付け、シリコン・グリスを適量塗り、薄く引き延ばします。
8.
CPUクーラーを取り付けます。
ごらんの通り、Intel純正品です。クロック・アップをしなければ、これで十分です。
古くなると異音がしたり、回転しなくなるものですが、一度交換してから、問題無しです。
次に、メモリも取り付けます。ソケットが2個に対して、一枚しか取り付けませんから、マニュアルを見て位置を確認する必要があります。
9.
マザーボードを組み込む前に、ケースにはマザーボード付属のリア・パネルを取り付けておきます。
写真左が古いもの、右が新しいものです。
このように、マザーボード毎に微妙に違います。
10.
さらに、今回はATXからmicroATXへとサイズ・ダウンなので、ケース側のナットの位置を調整する必要があります。
そして、取り付けるとこんな感じになりました。やはり小さいですね。
11.
最初は、こまかな配線から始めます。
電源スウィッチ、電源LED、HDDーLED、リセット・スウィッチ、スピーカといったケースとマザーボードの接続から始めるといいです。
というのは、これらはとても小さな接点なので、後からだと、他の配線がじゃまになって、見にくくなるからです。
12.
大きな配線をして、グラフィック・ボードを取り付けます。これにも電源が必要なので、忘れないようにします。
これで完成です。
2007年10月21日記