地デジPCのCUPクーラー交換

この夏の暑さで地デジPCのCUPクーラーが悲鳴を上げ、どうにも我慢がならないくらいになってきました。冷房が無いので熱中症かな。

そこで、思い切って水冷にしようかと思ったのだけど、外出のついでにと立ち寄った新宿のドスパラには置いてありませんでした。ヨドバシカメラまで戻って探したら、1万円を超していたのでとても手が出せません。結局またドスパラに戻って、これを買ってきました。

KABUTO CUP Cooler

\3,680

ファンが大きくて回転数が低いため音が静かであることが選択ポイントです。

悲鳴を上げている、AMD Phenom II X2 550付属のCPUクーラー。

起動直後は静かなのですが、だんだんCPU温度が暑くなってくると、回転が上がってうるさいのです。

これを取り外します。

並べてみると、こんなに大きさが違います。KABUTOの方は左のものにヒートポンプを付け、熱を大きなヒートシンクに移動させてファンで冷却するという方式です。水冷と同じような方式ではあります。

このCPUクーラーはマルチCPU対応、つまりCUPソケットによって取り付け金具を選択する事になります。このマザーボードのソケットはAMD AM2+なので、この金具をネジ止めします。

取り付けには電源ユニットがじゃまなので脇によけておきます。

ここから先が、大変な力仕事です。ものすごい力で取り付け金具を湾曲させながら、ソケットの爪に引っかけなくてはならないのですが、両手の親指が痛くて溜まりません。とうとう軍手をはめてなんとか取り付けました。

取り付け完了。なんともでかい!しかも高さがあります。

サイドパネルのファンは取り外しました。もともとこれは玄人志向X4HD-USB2.0の使用事例 (その3:光るケース・ファン)で電源ランプ代わりに取り付けた物でしたから、今となっては不要なものです。

さて、実際に使ってみると・・・、さすがでかいだけの事はあります。起動直後、ファンはとてもゆっくりまわっていました。次第に回転数が上がってはくるものの、とても静かで音はまったく出ていません。

地デジや動画を長時間観ていてもまったく音はしません。大成功でした。

2010年8月4日記