HDD移設

旧地デジPCはOSがWindowsXPprofessionalなので、しばらく使わないで放置していたのですが、いよいよ何とかしようと思い、HDDを取り出して、現行地デジPCに移設しました。

HDD移設作業

すでにデータ用2TBのHDDは取り外していたので、起動用の1TB-HDDだけが残っていました。

グラフィック・ボードがじゃまをしていたので、これを最初にとりはずしてから、HDDを取り出しました。

1TB-HDDの中にはたくさんのTV録画番組が入っています。たくさんのとは言っても『ぶらタモリ』がほとんどですけどね。

毎日使っている現行地デジPCです。

なにしろこれはメーカー製ですから、余分な電源コネクタは付いていませんでしたので、このようなAT電源からSATA電源への変換コネクタを使いました。さらにSATAケーブルも移設します。

SATAではIDE時代のようにマスター・スレーブの設定は必要ありません。ただ単にコネクタを繋ぐだけです。簡単すぎるくらいです。

さて、起動してディスクの様子をみると、このようにローカルディスクとして認識されました。ほぼ満杯ですね。

これで、HDD移設作業としては完了です。

録画済みTV番組は・・・

余計なフォルダなどを整理して、いざ録画済みのTV録画番組を見ようとしたら・・・

こんなメッセージが表示されました。元のTVキャプチャーボードも移設しないとだめなようです。

そこで、元のTVキャプチャーボードを取り外しました。インターフェースはPCI-Express x 1です。

現行の地デジPCではグラフィック・ボードを使っていないので、PCI-Express x 16のポートが空いています。PCI-Express x 1のポートはひとつしかなく、現行のTVキャプチャーボードが差してあります。

こんな風にそこに差し込んで、電源を入れると・・・・、何も画面に表示されません。真っ暗です。BIOS画面さえも出ません。どうやらPCI-Express x 16のポートに差すとグラフィック・ボードだと勘違いしてしまい、オンボード・ビデオが切断されてしまうようです。

・・・・、『ぶらタモリ』はあきらめました。残念!

幸運なことも

ところが、悪いことばかりではありませんでした。

先に旧地デジPCから外していた2TBのHDDは、2年ほど前にいきなり認識できなくなってアクセス不能になったのでした。すっかり壊れてしまったのだとばかり思っていて、放置していました。そのHDDを、ほんの出来心でUSB接続のHDDケースに入れてみたら、なんと、すんなり認識し、中のデータにも問題無くアクセスできたのです。使えなくなった当時はすっかり落ち込んでいたのですが、まさかこんなに簡単に復旧するなんて・・・。

世の中悪いことばかりじゃないんだなぁ。

2014年5月30日 記