工作室 159 焼き板の箱 2

前回の焼き板の箱>の製作した後で、もうひと箱分の材料が残っていました。そこで前回の反省を踏まえて、また作ってみることにしました。

今回の特徴は間仕切りが取り外しできるということです。

製作

設計図無しでいきなりカットしました。白く見えるところは斜め45度にカットしています。

前と後ろの側板の内側には間仕切りの為の溝を掘りました。深さ3mm幅3mmです。

3mmの合板をはさんで試してみました。

さらに底板を取り付ける為の溝を前後左右の側板内側に掘りました。これも深さ3mmで幅3mmです。

ビニールテープでぐるっと巻いて仮止めをし、底板のサイズを測ります。

底板を3mm合板から切り出しました。

底板を挟み込んで側板を接着します。

前回の反省から、二本のコニシの木工ボンドを使っています。焼き板だとTitebondが乾いた後が目立つからです。

さらに天板もはめこんで接着しました。

斜め45度の切り込みになっているので、組み立てると切れ目が見えなくなります。

底はこのようになっています。

蝶番はこの幅25mmの物を使います。

折りたたんだとき3mmの厚みになります。

これに合わせて3mmの深さで切り込みを入れました。

前回の反省から、さきに蓋の方にとりつけました。どうも、この方が効率的に感じます。

本体側にもネジ止めして・・・、

取り付け完了です。

さらに、蓋をしっかりと閉じるために、真ん中に磁石を取り付けることにしました。中心に印をつけて・・・、

6mmの孔を空けます。

そこに6mmの丸いネオジム磁石を埋め込みました。ぴったりサイズなので、これだけで抜けません。

蓋の方にも取り付けます。このとき、注意しないと磁石の向きが反対になり、ぴたりしまるところか、反発し合うことになります。

内側に間仕切りを差し込んで・・・、

完成

完成です。

レモンオイルで軽く塗装しました。

間仕切りはこのように簡単にとりはずしたり、挿入したりできます。

2017年7月29日 記

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