工作室 287 縦型ペンケース20cm版

前回は思い込みで設計したオリジナルの縦型ペンケースを作ってみたら、大失敗でした。そこで今回はYouTube動画のとおりに作ってみることにしました。

とは言っても、一部オリジナル性を持たせました。

参考にした動画はこれです。

立つスライドペンケースの作り方 | DIY [簡単]ファスナー付ポーチ[sewingtimes]

製作

いつも使っている20cmの玉付きファスナーの手持ちが切れていたので、予備に買っておいたプラステック製のファスナーを使うことにしました。

表地を裁断しました。

このペンケースで特徴的なことは底の部分を別の生地で作る事です。

これらには縫い代をさけた接着芯を貼っています。

内布も同サイズです。

ファスナーと表生地を中表に重ねて、しつけ縫いをして仮止めしておきます。

その上に内布を重ねて、縫い代5mmで縫います。

表に返して、今度は縫い代2mmほどで押さえ縫いをしました。

もう片方も同様にしました。

ここから横道にそれます。

YouTube動画では上部に外側から布をかぶせて端を隠していますが、どうにかして縫い方を工夫して内側に織り込めないかと考えたのです。

最初は、このように折りたたんで、縫い代10mmで縫って表に返したら、ぜんぜん違うものができてしまいました。またまた失敗です。

そこで一旦糸をほどいて、今度はこのように折りたたんで縫ったところ、

裏側はこのようになりました。

さらに表に返したら、このように想定していた通りに出来ました。

いつものファスナーとは違うものを使ったら、サイズがかなり違っていたため、YouTube動画と同じ寸法では合わないということになりました。とりあえずは、先に準備しておいた底布の範囲内で収まりそうなので、これで間に合わせることにしました。

まずはタグを仮縫いしておきます。

目印の切れ目を入れておきます。YouTube動画では幅が65mmとなっていますが、実寸では70mmとなりました。

裏にかえしておいて、中表に合わせて縫い始めます。

ぐるっと一回り縫いました。

次に底の内布を縫付けmす。

三辺を縫ったら、

残しておいた一辺のを返し口としてひっくり返して、

コの字まつりぬいで綴じます。

表に返すと、案外うまく出来ました。

アイロンで形を整えて完成です。

完成

しっかりと立ちました。

YouTube動画の作品との違いは頭の部分です。

それにしても、ペンケースとしては20cmファスナーでは大きすぎる気がします。

2021年11月21日 記

工作室メニュー